うなぎのタレで白鳥白鳥をたらふく食べたい

誰かの1番になることも1番にすることも難しい。

私のアイドル

 

私には好きなアイドルがいます。二丁目の魁カミングアウトというアイドルグループです。ゲイアイドルです。ゲイアイドルとはなんぞや、というアレですがその名の通りメンバー全員がゲイです。けどゲイっていうだけで、活動内容は他のアイドルグループとなんら変わりはありません。むしろいまいるアイドルたちの中でも飛び抜けて「アイドル」なアイドルグループだと思っています。

 

好きになったのは、去年の10月の頭頃です。もともと別のアイドル(エビ中)のおたくをしてて、そのアイドルの振り付けを二丁魁のメンバー(当時は二丁ハロ)であるミキさんがされていたのでグループの存在自体は3年前から知っていました。けど、ただそれだけ。その後も何曲か振り付けを担当されているけど、ただそれだけ。「好きなグループの振り付けを何回か担当してるあの人のいるグループ」それ以外の印象って正直そんなになくて。それだったのに急に去年の夏らへんに、ほんといきなり気になったんです。それでも何だかんだ初めて行けたのは10月5日。きっかけなんてなかったんじゃないかってくらい、「きっかけ」と呼ぶにも些細なことすぎたんです。

 

初めての接触での印象はとてもびっくりしたのを覚えています。囲み(メンバー全員と撮るチェキ)と、今の推しでもある白鳥白鳥さんとふたりでチェキを撮ったのですが、みんながすごい次から次へと話してくるのと距離が近い。白鳥さんは撮るときに手をぎゅぎゅっと繋いできてくれました。それにすごくびっくりして。なんてったって今までは7000円払って接触はハートのみ、みたいな世界にいたので(笑)手を握ってくれるの、嬉しい反面慣れてないからなのか違和感を感じてしまった自分もいまして。そのとき白鳥さんがいってくれた言葉も、今までアイドルに言われたことないような嬉しい言葉だったから「あ〜地下アイドルは釣ってくるんだな〜」と思っちゃった。いやな人間だな、自分。いまおもえばその言葉も「釣る」とか「釣らない」とかそういうものじゃないってことはわかるんですけどね。

 

白鳥さんが二丁魁に加入したのは2017年5月1日なので、ちょうど1年前のことです。だからこそ出会うことのできなかった5ヶ月間がすごく悔しいです。最初の頃はずっと思ってて、そんな私に白鳥さんは「出会えなかった期間をすごく気にしてくれているけど、これからの方が長いんだからなんたってことないんだからね」と言ってくれました。みきさんもぺいさんもきまるさんも「うんうん」と言ってくれました。すごくうれしかった。あぁたしかにな、って素直に納得してる自分がいた。大好きだとおもった。余談ですが、それを言ってくれたあとに「それにこのまま行けばあなたは確実に古参なので…」といわれました。別に私は古参になりたいわけじゃなかったんだけども(笑)たまに話がズレてるというか噛み合わないこともありますがそういうところも好きです。

 

私はいっちょまえにアイドルへの拘りが大きいのですが、理想を押し付けてるわけでも思い込みでもなく白鳥さんは私の理想のアイドルそのものなんです。そう実感したのは2/3。アイドルのいち決め台詞としても使われる「アイドルだって人間だから…」のことば。私は違和感というより、異論しかなくて。もう何年もアイドルは人間じゃないんだよ…と思い続けてる私の意見を肯定してくれるかのように更新された白鳥さんのブログのタイトルが「アイドルは人間じゃない」でした。寝起きでみたこのタイトルの通知に胸が高鳴った朝はずっと忘れられないとおもう。自分のこの強くて頑固で変わってる拘りと同じ想いでアイドルやってるアイドルがいて、そのアイドルは自分が推してるひとで。それをなんの前触れもなく知って。オタクとしての幸せだなって思いました。自慢のアイドル。

 

私が白鳥さんのことをどれくらい好きか、どのくらいの気持ちで応援してるかみんな知ってますか?たぶんだれもしらないとおもうんです。簡単にわかられたくもないんだけど。あーでも本人には知っててほしいな。知ってるかな。伝えてるつもりだけどねえ。白鳥さんに出会えてなくても、私は仕事したりともだちと美味しいもの食べてたりで普通の人生を送ってだと思うんだけど、出会えなかったときの想像なんてやっぱりできなくて。出会えてしまったいま、これ以上の幸せはこの世にないとまでおもっています。まぁそもそも、いま出会えてなくても明日会えてるかもしれないし明後日かもしれないし半年後かもしれないけど、絶対いつか出会えるんだけどね。ふふ

 

ステージ上ではかっこつけマンだったり、振り間違えると焦りが顔にでてたり、バグズの最初のところでいつもやってる癖みたいなことも、下手から上手を見てくれたり、特典会でずっと手を握ってくれたり、自分のオタク大好き贔屓マンなところも、努力の人なところも、それもちょっとやそっとの努力じゃないところも、ちゃんと言葉で伝えてくれて、笑いのツボがおかしかったり、ボケなのか天然なのかわからないくらいたまに変なこといってきたり、へんなあだ名をつけてきたり、人の話聞いてなかったり、私のへんなフェチをばかにせずに触らせてくれたり、私のくだらない遊びに笑って付き合ってくれたり、真剣に話を聞いてくれたり、真剣に話してくれたり、とにかく白鳥さんのひとつひとつが大好きです。私は、白鳥さんが白鳥白鳥でなくても絶対にどこかで出会って絶対に好きになる自信があるけど、それでもこのタイミングで白鳥白鳥として出会えてよかったと心の底からおもいます。誰にも邪魔されたくない想い。

 

誰かの1番になることも、誰かを1番にすることも、誰かに1番だよと言われることも、誰かに1番だよと言うことも全部難しいからこそ、声を大にして言いたいんだけど、私は白鳥白鳥が1番大好きです。オタク人生の余生を捧げたいです。

 

 

ぐだぐだになっちゃったけど、今日は白鳥さんが加入して、そして二丁目の魁カミングアウトになってまる1年なので文章に残しておきたかっただけです。読んでくれてありがとうございました。